保険の使い方

中小企業が保険を活用する場合、主に三つの活用があります。
@ 会社の債務弁済に備えるため
A 会社の節税のため
B 会社の目的支出のため

@会社の債務弁済に備えるために保険を活用する
 中小企業は社長個人の手腕によって支えられているところが多く、
その社長に万が一の事が起こった場合のため、会社としては、
銀行借入金の返済や売上高の減少に備えなければなりません。
すなわち、保険によって保障を買うのです。
(平準定期保険)(40歳)
 保険金1億あたり年間保険料 80万程
 途中解約した場合の戻り率  55%〜65%(3年〜9年の間)
 全額経費になる
この保険は保障を買うことを主体にしているため、解約した場合の戻り率は低い。

A会社の節税のために保険を活用する
 中小企業の税金負担率は35%程であるため、全額経費になる保険を活用し、その保険を途中解約した場合の戻し率が85%〜90%であるならば、
保険会社に支払う保険料が15%〜10%になるため、
支払った保険料の20%〜25%程の税金負担を将来に繰り延べることができます。
(がん保険)(35歳)
 保険金1億あたり年間保険料 60万程
 途中解約した場合の戻り率  85%〜90%(3年〜)
 全額経費になる
この保険は従業員の福利厚生を主体としているため、従業員に告知が必要になります。

B会社の目的支出のため
 中小企業の社長は創業者であるため、勇退する際の退職金が多額になることが多いです。
そのため、社長の退職金の支払いに備えるため、保険を活用します。
(長期平準定期保険)(45歳)
 保険金1億あたり年間保険料 220万程
 途中解約した場合の戻り率  90%(11年〜35年の間)
 半分経費になる
この保険は保険料が高くなるため、継続して払えるか検討する必要がある。