皆さんは「債務者区分」知っていますか?
よく、「銀行は雨が降っている時には傘を貸さない」などどいいます。
その原因は金融機関のランクづけにあるのです。
金融機関は会社を以下の6つにランクづけしています。
このランクによれば、赤字を計上した会社はそのすべてが「要注意会社」に なってしまうので、次の場合は例外となっています。
① 一過性の赤字である場合
これは、経常利益はでているが、固定資産の廃棄損などの臨時損失により赤字になった場合です。ただし、その赤字金額が今後2年間で解消できないくらい大きな場合はダメです。
② 創業時の赤字である場合
これは、創業時に生じた赤字の場合です。ただし、5年以内に黒字化する見込みであり、売上や経常利益が当初計画の70%を達成する見込みでなければダメです。
金融機関は、「要注意会社」以降の会社には、なかなか融資してくれません。
ですからこのランクづけには、中小企業独特の事情に配慮して行うようになっています。
「役立つ情報」では、今後、金融機関が会社をランクづけする時の特殊事情について、「金融検査マニュアル」の事例を参考に掲載していく予定です。
氏名 | 岡田孝一 |
生年 | 昭和40年8月18日 |
登録 番号 | 92547 |
合格 科目 | 簿記論・財表論・法人税・相続税・消費税 |
実務経験 | 昭和63年9月から会計事務所勤務 |
開業 | 平成20年6月 |
自宅 | 千葉県松戸市六高台 |
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